コトバ
写真
もう放っておいて
頑張れとか
元気出してとか
簡単に言葉で表現できるような
軽薄で偽善的な取り繕いはいらないの
コトバ
写真
言うなれば闇
光という光が
すべて消え去っていった
それでも進めというの?
どこに進めというの?
今宵は新月
今は闇でも
時がたてば
日が昇る
ここで待つというのも
立派な選択肢だ
コトバ
写真
我が家の家訓は
お腹を満たせば大抵のことはできる
だった
悲しみに打ちひしがれたときも
温かい食事を食卓に並べて
皆でお腹いっぱい食べたものだ
さぁ食事にしよう
コトバ
写真
パーソナルスペースを
意識できない人間が多すぎる
他人がこれ以上距離を詰めるなら
満面の笑みで孤独を選ぼう
コトバ
写真
時間は色々な顔をもつ
時に無情に
どんなに悲しい出来事があっても
置き去りにして流れていく
時に優しく
悲しみで傷付いた心を
長い年月が中和していく
おそらく明日も正確に
時間は刻まれていくだろう
もう少し時間の力を
信じてみてもいいかもしれない
きっとそういう選択肢もあるはず