2005年7月30日土曜日

コトバ

真っ白なジャンボジェットが

夏空を泳ぐ

ここから君をみると

蟻よりもゆっくりとしたペースで

とっても気持ち良さそうなんだ


ラララ

ラララ

鼻唄なんか聞こえそう


そんな眩しい君を目指して

僕は真っ白な自転車を力いっぱいこいだんだ

坂もでこぼこ道も関係なく

力いっぱい


そしたら

思いきりの笑顔の

ひまわりに出会えたんだ


ここは楽園

夏の隙間に見せた

ほんの一瞬の楽園

2005年7月30日土曜日

コトバ

茜に染まった空模様

茜に染まった君のほっぺ

素敵な素敵な宝石は

いっぱい散らばってた

2005年7月30日土曜日

コトバ

生きる

心地よい苦しさを

薄っぺらい情熱を

適度な惰性を

2005年7月30日土曜日

コトバ

火傷

気付いた時にはもう火傷

危なかっしいったらありゃしない

フライパンの端の端

2005年7月30日土曜日

コトバ

どんなに埃に埋もれても

砂漠に咲いた一輪の華は

深海魚が太陽から逃げる

そのずるさに

苛立ちながらも

立ち続けることをやめなかった

どんなに埃に埋もれても