コトバ

我が人生

いつだって

着火するまでが

遅いんだなぁ

コトバ

監獄空間

寝ることを強制されて寝る

あの病床の時のごとく

ひどく無機質な空間が広がる日々

笑いたいのに笑えない

泣きたいのに泣けない

見たいのに見れない

味わいたいのに味わえない

聞きたいのに聞けない

コトバ 写真

風華

どうか生き抜く術を、と

どうか孤独から抜け出す術を、と

そんなことを捜し求め流浪するくらいなら



力の限り声を張り上げればいい

力の限り呼吸し続ければいい



残酷な毎日という時間の流れを

怨む術ばかり得たって

逃避して願う術ばかり得たって



最後に残るのは

取り残された自分だよ?



その手

その足

その目

その口

本当に満足するまで使い切れてるの?



風化でなく風華

時間を飾る

華やかに

華やかに