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Archives for 05/26/05
コトバ
雲の隙間に
梯子をかけて
切り裂かれた碧の裏側を見る
すると撥条仕掛けの古びた滑車が
鈍い音を立ててまわっているのがわかるだろう
時を止めるのは
わりと簡単なことなんだ
時を回すのが
わりと大変だったりするんだ
コトバ
ディフォルメされた自分を作成してみたが
涙は唯一正直な色だった
コトバ
浮かんで
浮かんで
微笑みフロート
滲んで
滲んで
溶けていく、限りないほど混ざってく
そっと
そっと
ゆっくり、やさしく、包んでく、包まれる