コトバ

メリーゴーラウンド

ここ何週間も乗り続けてるメリーゴーラウンド

そろそろ壊れます

コトバ

戦えば

血が出る

コトバ

ミヒャエル・エルビーネの白いハイヒール

靴箱にあるのは

シンデレラには勿体ないと

王子が隠した白いハイヒール

コトバ

年齢不詳の残像

大事そうに抱えられた茶封筒

中には誰かの肖像画

そいつがくりだす有毒ガスが

この世界を蔓延しすぎてる

コトバ

ドドマ・ガ・ルバル

星から伝わるおまじない

ドドマ・ガ・ルバル

宇宙のどこかの指定席

叫べばそれで予約完了

ご来店をお待ちしております

コトバ

赤色クレヨン

あなたが好むから

あなたの前から

真っ先に

姿を消すでしょう

コトバ

視力

あの時見えたものが

今じゃ見えない

視力が落ちたのかな

たぶん、それだけじゃない

消えていくもの

隠れていくもの


そして

見ようとしないもの



見えなくなったんだ

コトバ

レス

ポンッと

そしたら

ポンッと

コトバ

あめ、すぶぬれ

傘を置いてきた

だからびしょびしょ

ただそれだけのこと

びしょびしょになった理由は

雨のせいじゃないからね

コトバ

消火器

何にも消せなかった赤い消火器

なんでもかんでも消せると思わないで

僕をそんなに頼りにしないで

コトバ

男女間の友情は成り立つか

乗せて行こうか

いや歩いて行くよ

何気ない意思表示に

深読みされない関係

コトバ

浮き彫り

絶った関係を

笑顔で返す瞬間

情けなさが

心の闇を浮き彫りにした

コトバ

隠し御殿

誰がどう見ても

隠しきれていない

あいつの隠し御殿

隠されているか

隠されていないかは

大した問題じゃなくて

隠しているって事実が

どうしようもなく大切なんだ

コトバ

メタボリズム

ガリバーは

そこに生息する虫けらの気持ちを考えずに

自分色のプラモデルを作ってやった

そして成立した

負の遺産

コトバ

モンドレーヌ桟橋の淵で

水面に浮かんだ

許せない笑顔に

唾を吐いた

コトバ

途中経過

失うものが多過ぎて

手に入れたものに気付かない

そっと零れた

目的のカケラ

コトバ

ヒューマンドラマ

間違いのない世界で

間違いを悔やみ続ける

すべてを数量で測れない世界で

必死に法則を見出だしている

事実

そう、事実

確かな確かな行為

コトバ 写真

じゃあね

じゃあね

もう会わないことを確信して

じゃあね

焚き火の後に水をかけるように

じゃあね


人生の中で

本当のさようならを言う機会は

それほどない


でも本当のさようならをすべきときは

心の底から言わなければならない


じゃあね

またね のない じゃあね を

コトバ

工場

雲の隙間に

梯子をかけて

切り裂かれた碧の裏側を見る

すると撥条仕掛けの古びた滑車が

鈍い音を立ててまわっているのがわかるだろう

時を止めるのは

わりと簡単なことなんだ

時を回すのが

わりと大変だったりするんだ

コトバ

マネキン

ディフォルメされた自分を作成してみたが

涙は唯一正直な色だった

コトバ

フロート

浮かんで

浮かんで

微笑みフロート

滲んで

滲んで

溶けていく、限りないほど混ざってく

そっと

そっと

ゆっくり、やさしく、包んでく、包まれる

コトバ

3つ目のキャンディー

3つ目のキャンディー

なめずに噛んでしまうから

悪くない

悪くない

コトバ

いつも悩んでるわけではありません

思い出すと苦しいのです

思い出そうとしているわけではありません

ふとした瞬間に思い出してしまうのです

でも最近は思い出す回数も極端に減りました

これが忘れるってことなんだと思います

コトバ

ミヒャエル・エルビーネの初夏の散歩

傘は置いてきた

雨は降っていない

何も問題はない

そう言い聞かせた

コトバ

重圧に苦しむ人間が解き放たれた瞬間

中枢神経がイカれたのか

部屋がぐるぐると回っている

無重力

早く地面に降ろしてくれ

コトバ

バズーカ

華奢な君が繰り出す

バズーカレベルの言葉

コトバ

メインディッシュ

大根とホタテのサラダ

オニオングラタンスープ

サーモンのソテー 茸ソース添え

牛フィレ肉のグリルとラタトゥイユ

パッションフルーツのスープジュレ

せっかく作った、それらすべての料理を

皿に盛らずに

ゴミ箱へ

調理の仕方はわかっていても

盛り付け方がわからないシェフ

コトバ

行動

行動して不安が解消されるなら

どんどん行動すべきだと思う

ただし

逃避行動の一部だということを

忘れないでください

コトバ

努力とかそんな類いのもの

試験のように

ひとつひとつ

積み重ねていけば

いつか恵まれる日がくる、ならば

とても簡単なのに

そうはいかないことばかり

コトバ

緑色

どこまでも続く緑色

気持ち良さがべったりと

上塗りされました

コトバ

飛沫

昨日の雨はもうやんだみたいだ

澄みきった青空、気持ちいい朝


路上にできた水溜まり

貨物車が走り抜けるたび

虹色の水滴が宙を舞う

素晴らしい世界

そんな小さなことが

素晴らしいと思える世界

そう、気付くか気付かないかは

君次第

コトバ

ラベル

ラベルを貼られた人間が

ひとり

ふたり

品質保証期間に基づいて

脳が腐りははてるまで

我が身を削って生きていく

明日を迎えられるのは

そういう人間のおかげ

コトバ

小学校の理科の学力テストで出たレンズの問題

虚像か

実像か

レンズをどちらから見るかの違いだったね

そんなの小学校の時に習ったから

もう忘れてたよ

コトバ

目標と目的の違い

目指すのではない

そこに行くんだ

目印じゃない

過程だ

コトバ

新築特有の木のにおい

傷もなければ

想い出の一つもない

とっても綺麗な木目

新築特有の木のにおい

きもちわるい

コトバ

余計じゃないお世話

首を突っ込むってことは

同罪ってことだよ

わかるかい

コトバ

ミヒャエル・エルビーネの音声記録

まずい、壊れそうだ

たぶんすごく眠いせいだと思う

コトバ

片付けない

片付かない

のではなく

片付けない

わりきることが必ずしもいいとは限らない

コトバ

偽善者

たくさんの犠牲の上に

自分が立っていること

それを悪いと思う君は

偽善者だ

犠牲は優しさの塊なのだから

感謝

コトバ 写真

玩具

新しい玩具を手に入れたなら

今までの玩具を叩き付けて壊して下さい

それができないのは

優しさではない

コトバ 写真

白線の内側に下がってお待ち下さい

白線の内側に下がる瞬間

その次の電車に乗ることはまだ確定していない

ひとつ遅らせることも可能

決められたレールの上を走るのは

何も自分の意志がないわけじゃないんだ

コトバ 写真

緊張の糸

眠りのほとり

微かなざわめき

もう今日を閉じよう

明日にしたって

そんなに変わらないから

緊張の糸は

張るものじゃない

物事を繋ぎあわせるための

道具でしかない

コトバ

ルール

表か裏か

見方によっては裏とも表とも言える

要するにルールを決めるのは自分自身なんだ

コトバ

持続性の限度

遮ること

それが

今の救い

コトバ

辿り着けない

悶える君と

ある一点

夥しい光を授けて

僕は逃げた

コトバ

シーファ

iPodから流れるこの曲で

シーファと歌うシンガー

夕暮れの太陽に

捧げてみたいものだ

コトバ

ゼブラ

ゼブラの交差点を渡るには

信号という明確な判断基準がある

さて次の帰路は

何を基準にしようか

コトバ

ミヒャエル・エルビーネの愛読書より

事実を事実としてわりきる君は

その事実がどうして生まれたか考えたことはありますか

コトバ

雲といっしょに

ゆるやかに

とてもゆるやかに

ためらう気持ちは雲とともに流れた

一筋の跡を引いて

コトバ

天気

気持ちいいね、と

素直に言える今日の天気

飾った言葉なんて馬鹿みたい思える

そんな天気

コトバ

彼が物語るここ一週間の行動

夢中に悩む

そういう選択

コトバ

忘れ物

ちゃんと消えていない煙草の灰

仄かに残る君の香水

全部、君の忘れ物

コトバ

コンビニ

コンビニで君と二人で買ったチョコレートを見つけると

嬉しそうにはしゃいでいる君の笑顔が浮かぶんだ

コトバ

ジュブレシャンベルタの2001年もの

正常な異常

現実という幻覚

壊れた夢の残骸の上を歩くと

骨が軋む音がした

コトバ

プラスチック

黒に白いストライプの入ったスーツに

赤いネクタイをして

二つの小さな穴をあけた紙袋を頭にかぶった男

革製の黒い手袋をして

椿の枝をさした透明な硝子の花瓶を持ち

草原の中で立っていた

鳥と風の会話を邪魔しないように

身動きせずに立っていた

コトバ

スコール

雷の轟音とともに突然の雨

濡れた黒髪

滴る雫

そしてどうするか考えた

手遅れじゃない

コトバ

ミヒャエル・エルビーネの午後の憂鬱

隠す

そして

食べる

本音の取り扱い説明書

コトバ

タンバリン

タンバリンを叩く

するとリズムが生まれる

ただそれだけ

君が思う

すると人と繋がる

ただそれだけ

コトバ

忘却への招待

せめてもの救いは

忘却へといざなう

この忙しさ

コトバ

着飾るということ

真っ白なワンピース

裾は炎で焦げていた

コトバ

理性

まるで生き物のように

脳の中を駆け回る

ひどく冷たい理性

コトバ

うるさいんだよ

身の内に潜む抑えきれぬ衝動

うるさいんだよ

少しの間、黙っていてくれ

コトバ

午前1:30の真実

絶対はない

あるとすれば歪みだ

コトバ

指揮者

多くの観客を背負って

繊細な旋律を奏でた

これが自分だ

楽譜の上に載った単なる音符じゃない

これが自分だ

コトバ

コインとウルトラマリン

ずっとにぎりしめていた2枚のコイン

ウルトラマリンを溶かした海を目がけて

思い切り、思い切り投げてみた

それは数学の教科書にのっていた放物線の形を描いて宙を舞い

小さな音をたてて、沈んでいった

もう見つかることはないから

ゆっくりおやすみ

コトバ

スニーカーの泥

嫌いにならないで

そこにそうやってたたずんでいるのも

目をそらさずにちゃんと見つめて

そのスニーカーについた泥は

道をはずしてない証拠なのだから

コトバ

愚痴

知って欲しいが

そっと飲み込む

コトバ

緑茶

緑色に濁るその液体は

今日一日分の時間の蓄積を削除した

コトバ

誰も入れさせない

誰も入れさせない

固く固く鍵を閉める

コトバ

自分で作った下手な嘘

でも今だけ信じてみる

コトバ

地図

そう、まだこの世界が知られていない時代の地図の話

海の端には魔物が描かれたらしい

知らないがゆえに空想の魔物を描いた先人達

君は彼らのように夢を見ることができますか

コトバ

カーテン

カーテンを閉める

そして静かに今日を終える

ひとりだけのドラマ

コトバ

満足

登り詰めれば

後は落ちるだけ

だから満足なんていらない

コトバ

マーカーの痕

そこに昔マーカーで引いた目印がある

あの時何を考えていたのか

克明に記憶しているマーカーの痕

そのすべてを払拭すれば

綺麗な華を咲かせることができるだろうか

コトバ

ある日の小言

やらなくちゃいけないことは

十分わかっているから

とやかく言うのはやめてください

と本当は思っていたんだけれど

自分に負い目があるような気がして

言えなかったんだ

コトバ

残酷なやさしさ

要するに

今だけは

やさしさが罪なんだ

コトバ

蓄積されたゴミ

見ること



認識すること

その間をつなぐチューブが

つまっているようだ

コトバ

カリパク

君から借りたDVD

今もテレビの横にあります

返さなきゃと思うけど

君と話すのが怖いのです

コトバ

鯉のぼり

役目を終えた鯉のぼりは

また押し入れの中で一年間眠るらしい

ここぞという時に決めればいい

あとは寝てたってそれでいい

コトバ

時計

時計はいったい何を刻んでいるの

うっとしいから家に置いてきてやった

束縛されるのが一番嫌いだ

コトバ

変換できない

どうしても変換できない言葉がある

もうこの世界から消えてしまったのだろうか

大好きな

大好きな

言葉だったのに

コトバ 写真

蓋と壁

疑問という贅沢

鮮明という残酷

コトバ

コピー

たとえば明日死ぬことがわかっているとして

今ならあなたのコピーを作れます、と言われたら

あなたはどうしますか



それはあなたであってあなたでありません

でも親しい人々にあなたの死の悲しみを与えることは避けられます

人々の記憶の中に本当のあなたが死ぬという事実は刻みこまれません



それがいやだというなれば

コピーを作らないというなれば



あなたは死を受け入れているのではないでしょうか

死を誰にも譲りたくないのではないのでしょうか



何が言いたいかというと

人は死ぬために生きるとか

そんなつまらないことを決して言いたいのではなくて



この世界が成り立っているのは

いや、この世界が成り立つためには

あなたのわがままが必要だということです



これって素敵なことではありませんか

コトバ

笑顔の奥

信じていること

真実を知ること

コトバ

ピーマン

苦手なピーマンをひとくち

あの時の勇気

決して忘れないで

コトバ

ここはキャンパス

言葉で絵を描く

コトバ

重ね着

時間を彩るすべてものへ

散った花火の火薬のにおいを

柑橘系の香水を振り掛けて

誰かに気付かれないようにしてください

コトバ

いつか

いつか

それはもしかしたら明日かもしれないし

それはもしかしたら100年先かもしれない

コトバ

残りエネルギー

ゲージを見たら

残りエネルギーあとわずか

ゲームオーバーになる前に

回復アイテムとらなければ

コトバ

日程調整

合理的に

ひどく合理的に

一分、一秒にいたるまで

未来を手帳に書き込む

それほど計画的に生きることができる君は

尊敬に値する

コトバ

悩み

いうなれば

悩むことに

無駄はない

コトバ

電光掲示板の文字

電光掲示板の文字は

繰り返し、繰り返し

同じ文字が流れていく

一人の人間の生き方を規定するのも

きっと一つの言葉が

繰り返し、繰り返し

流れているだけなんだと思う

コトバ

爆発

爆発すればいいじゃない

暴発するよりはましよ

コトバ

ほんのすこしでいいから首を傾けてごらん

そうすればきっと新しい世界が見えるから

コトバ

眩暈の中で幻覚希望

現実と幻覚が区別できなくて

眩暈がする

昨日の君は

あんなに冷酷な君は

果たして現実の君?

コトバ

あの雲まで飛ぶ紙飛行機

君が折った紙飛行機

あの雲まで飛ぶらしい

じゃあ飛ばしてみてよ、というと

君は、絶対やだという

なぜ、と聞くと

落ちた時に先端が折れて壊れてしまうから、だって

コトバ

試験勉強

複素数平面上で

赤い花を咲かせている

そろそろ寝た方がいいですよ

コトバ

賢者の選択

勝つために負ける

それが賢さ

コトバ

キツネとライオン

策略家のキツネ



軍人のライオン

そのどちらもが自分の中にあって

交代制で命令を下す

矛盾した命令は

どちらを信じればいいんですか?

コトバ 写真

みずいろじゅうたん

あみめがきれいなみずいろじゅうたん

さっきおれんじじゅーすをこぼしちゃったんだ

そしたらみるみるうちにまっくろじゅうたんに

でもしずくがぴかぴかきれいだね

みずいろじゅうたん

あしたもきれいなみずいろじゅうたん

コトバ

手作り餃子

挽き肉多めで

ニンニクは必須

皮は薄目で

醤油と辣油に酢をちょっと

二人だけが知ってる暗黙のレシピ

コトバ

証明写真の人

折れたアンテナ

止まった身体

抜かれたコード

消された記憶

コトバ

棚の上の寸劇

その空のペットボトルの横にあるリップクリームを開けると

それはそれは綺麗な

口紅の後があるでしょう

コトバ

蛍光灯

部屋が暗くなってきた

だから蛍光灯をつけた

ただそれだけ

だから顔を見ないで下さい

コトバ

この霧を晴らす道具なんて持ち合わせていません

でも君はこのままでいいんですか?

霧がかかっているからって先には進まないのですか?

前までは例え晴らせなくても踏み込むべきだと考えていました

でも今は霧は晴らせない、晴らせないなら晴らせないなりの方法があるはずだ

晴らせないという事実を受け止めて、そしてどうするかを決めなくてはならない
と思うんです

という話でした

コトバ

教訓

常に疑え

それだけは言える

コトバ

人間関係と外面と内面

謙虚という名のわがまま

コトバ

7色のアイスキャンディー

��色のアイスキャンディー

ずっと溶けないと信じてた

そうあの頃は信じられたんだ

コトバ

メール

メール受信のバイブ音

飛び起きて時計を見ると明け方の5時

メールの内容は君からの悲痛な訴えが綴られていた

薄暗い部屋を彷徨いコップ1杯の水道水を飲む

ベランダには枯らしてしまった観葉植物

その隣りでカラスがじっとこっちを見つめていた

見つめていたんだ

コトバ

水槽

真っ黒な服を着たその男は

真っ赤なプラスチック製のペンライトを

あの水槽の中へ沈めていった

コトバ

Iとme

ミードは自我の形成を

自分の中で形成される『I』



他人からの期待によって作り出される『me』

に分けたという

コトバ

偽りの自分

もうやめにしようよ

頼りにされてる自分は

偽りの自分なんだから

コトバ

境界で

眼に映る色

現実の色

その境界で

できる限り手を広げてみた

コトバ

遠回り

月に行きたいのです

だから星を見るのです

コトバ

基準

まだ足りない



ある一定の基準を超えた証

コトバ

支配

マックス・ウェーバーによると

支配とは

人々が命令に服従する、ということ

じゃあこの悲しみは

誰の命令なのですか?

コトバ

直感

感じる、ということ

もう少し信じてもいいですか?

コトバ

チケット

手の中のこのチケット

物語はいつかは終わる

コトバ 写真

キャラメル

もしも、もしもだよ

願いがひとつ言えるなら

願いがひとつ叶うなら

放さないで僕の手を

握り締めていて

キャラメルのほんのひとかけら

溶けないように

コトバ

ミレンダとクレデンダ

自分を手に入れる方法は

感情



知性

コトバ 写真

零和

次のア~オから選べ

なんて

選択できればいいのにね

コトバ

記憶装置

無意識に忘れることと

意識的に忘れること

うまくいかないものだ

コトバ

身支度

スーツに着替えて

拳銃持って

ドアを開けて

いつもの場所へ

コトバ

紙切れ

紙切れ一枚で

こんなにも深い傷

脆い、なんて脆いんだ

コトバ

魔法瓶

いつまでも

気持ちが覚めない

魔法瓶をください

コトバ

化学反応

あの自分と

この自分

他人と関わる度に化学反応をおこして

また別の自分が生まれる

気付けば恐ろしいほど冷たくなった自分もいる

呼吸すらしていない

そう、死に行く自分もここにいる

コトバ

蝋燭

蝋燭の炎は

たった一滴の雫で

いとも簡単に

消えてしまった

コトバ

恋華

感情の起伏が激しくて

なかなか焦点が定まらないんだ

恋華は泪で大きくなる

コトバ

終わり

これが終わりなんだね

やっとわかった

コトバ 写真

下を向いて歩いていたからこそ

靴の紐がほどけたことに気付けたんだ

コトバ

明日の自分へ

求めることは

奪うということ

コトバ

爛れた肌を隠す布

爛れた心を隠す皮膚

そんなワタシが見えますか?

コトバ

昨日、月照らされて宙に浮かぶ虹の夢をみた

寝汗がビッショリで目覚める朝
カーテンを開ければ澱んだ世界

手に握られた虹のカケラ
そっと大切にしまっておいた

コトバ

匿名希望

行方不明の気持ちは

失踪したんじゃなくて

最初からなかったんだ

きっとそうだ

コトバ

手紙

ご丁寧にスミマセン

私だってそんなに暇ではナインデス

あなたにかまってる時間はありませんので自分のことは自分でお考えクダサイ

キュロットカーブの二つ先のビーズ

コトバ

おはよう

どうでもいい、が

どうでもいい

そんな朝

コトバ

逆説

流しても流れない汚れをシャワーで流し、

拭っても拭えない水をタオルで拭う

カーテンを閉じて
瞼を閉じて

そこでは自分が開かれる