コトバ

在る

見てごらん

光るためには闇が必要なんだ

見てごらん

潤うためには渇きが必要なんだ

だから君が君でない時間を過ごしたっていいんだ

その時間が君が君となる瞬間を創りだすんだ

コトバ

待ちぼうけ

あなたを待ってどのくらい経つのでしょう

いつか来る日を待ち侘びてもうどのくらいに経つのでしょう

君に会いに行けばよかったのでしょうか

いやそれは決してしてはならないことなのです

だからこうして待つのです

もう来ないことは知ってます

でも待つのです

待ちたいのです

待つくらいいいじゃないですか

コトバ 写真

僕は雪

なにもかもを包む雪

君は優しいだけの人間じゃない

傷つける心も

悲しませる心も

持ち合わせてるヒト

そんなものはみんなみんな雪で埋め尽くして

白銀の世界を作ろう

笑顔の耐えない

白銀の世界を作ろう

僕は雪

君も雪

コトバ 写真

ある一点

文末ににつけたある一点

チョコのたべかすある一点

夜空に浮かんだある一点

瞳の中のある一点

線になれないある一点

もうすぐおとずれるある一点

それは君のある一転

コトバ

名前もない日常の話

何気にここから見えるお花畑は

亡くなったあの家のおじいさんが植えてたもの

何事もなく綺麗に咲いている姿を見て

なんとなく安心したりして