コトバ
��色のアイスキャンディー
ずっと溶けないと信じてた
そうあの頃は信じられたんだ
コトバ
メール受信のバイブ音
飛び起きて時計を見ると明け方の5時
メールの内容は君からの悲痛な訴えが綴られていた
薄暗い部屋を彷徨いコップ1杯の水道水を飲む
ベランダには枯らしてしまった観葉植物
その隣りでカラスがじっとこっちを見つめていた
見つめていたんだ
コトバ
真っ黒な服を着たその男は
真っ赤なプラスチック製のペンライトを
あの水槽の中へ沈めていった
コトバ
ミードは自我の形成を
自分の中で形成される『I』
と
他人からの期待によって作り出される『me』
に分けたという