コトバ 写真

ひなあられ

ひなあられみたいに

咲き誇る花びら


何度も通ったこの道は

淡く甘い想い出を

色鮮やかに写し出す


もう戻れないあの頃

抱いていた夢や希望は

また別の色を放ちながら

この道を照らし続ける






コトバ 写真

人生

良き人生とは

人様に迷惑かけずに

人様から迷惑をかけられずに

穏やかに

その日を迎えること

コトバ 写真

あのね

あのね

こぼれそうな笑顔で

君はとっておきの話を切り出す


あのね

ずっとこの瞬間を待ち望んでいたように

君は聞いて欲しい気持ちが先走る


あのね

そう言って話しはじめる君を

今日も思い浮かべながら

帰りの電車を待っている



コトバ 写真

降り始めの雪

愛は降り始めの雪

掴んだと思っても

手の中には何もない


それくらい不確かなものだから

手に入れたとか

失ったとか

そんなことは

そもそも意味がないのかもしれない


愛は降り始めの雪

掴んだと思っても

手の中には何もない


けれど雪はいつか積もる

そんな日が訪れますように

貴方が愛で溢れますように







コトバ 写真

背景

味気ない人生を

華やかに魅せるために

できるだけ背景を描きこんでいく


オフィーリアが

溺れ死ぬ前に

華やかな世界に囲まれたように


悲しいくらい無能な自分でも

背景が華やかであれば

きっと素敵な人生だったって

笑って死んでいけるのではないだろうか