コトバ
エンジンを切った
そしてただの塊になった
それを羨ましいなんて
これっぽっちも思わないのだけど
コトバ
活字が蠢くこの世界で
主人公として生きるこの人物は
あと何ページで終末を迎えるのか
知っているのだろうか
そして刻んでいく台詞が
永遠のものとして残っていくことを
知っているのだろうか
コトバ
さよならに似たありがとう
微かに揺れた最後の秒針
コトバ
ただいま
そう言える幸せと
おかえりと返してくれる幸せ
コトバ
屋根より高い鯉のぼり
深くて青い空の海を
何処までも登り続けてね
君のように止まない心で
僕も頑張るから