コトバ
その見えない傷は
深いところで痛んだ
治ることを願いながら
星振る夜に
桜舞う季節に
ゆっくり瞼を閉じるんだ
明日は誰にもわからない
瞼をあければ
朝日でない眩しい光が
きっと包んでくれるはず
コトバ
その人のことを思うと胸がしめつけられる
その人のことを思い続けることができる
そして
その人のためなら何でもできる
それが好きという感情
コトバ
駅を降りてすぐの巨大な交差点
君と手をつながずに渡っている
お互いが干渉されること嫌うから
後ろに微かな存在を感じながらも
振り返らずに自分のスピードで
真っすぐ前を向いて歩いている
来月、友人が結婚するらしい
お祝いの言葉は何を言おうか
そんなことを考えながら
ふと交差点の中央で立ち止まる
振り向いても君はいない
どこへ君はいったのか
君を探しにいこうにも
どちらへ進めばいいかもわからない
そして君は去っていった
はぐれないように
君の手を
はぐれないように
いつまでも
でももう遅い
十字に交わる交差点
コトバ
幸せが微笑みに表れる人
微笑みが幸せに変わる人